3年で5回も値上げ!? 成功事例に学ぶ値上げの仕組み

アンカーマン通信第23号(発行日:2018年7月1日)


先日、東北地方のS酒造様から「特定名称酒が売れている他酒蔵は、どのような顧客層をターゲットとしているのか」とのご質問を頂きました。そこで弊社では、消費者が商品を購入する際の動機づけや判断基準の違いをお伝えしました。その内容と、値上げしても人気を落とすどころか高めているわかりやすい事例を共有します。

 

4つに分類される消費者のタイプ

なぜ消費者は、貴社の商品を買いたいと思うのでしょうか。 消費者の動機付けは、大きく分けて4つのタイプに分けられます。

1以外では価格が高くても消費者は商品を買うということに注目。具体例を見ていきましょう。

「100万円の豪華寝台列車 ななつ星in九州」

JR九州の「ななつ星in九州」は、特別仕様の豪華寝台列車で九州各地を巡ります。3泊4日のツアーでは1人あたり100万円前後と、国内旅行としては超高額のツアーにも関わらず2019年2月まで予約が埋まっているほどの人気です。実は、ツアー参加者は富裕層だけではありません。中には、「退職記念に、またとない贅沢を」という一般家庭の方もいらっしゃるのです。大切なものや体験にはお金を惜しまない、まさにコト消費のタイプが一般家庭にも浸透しているのです。さらに「ななつ星」は、運行開始当初から3年で5回、計40万円の値上げをしていますが、その人気は高まるばかりです。
 
アンカーマンでは、日本酒業界に特化した経営支援を行っています。「消費のタイプ」を踏まえ、どのように値上げを実現させるか、貴社にあてはまる値上げ方法とは何か、弊社が皆さまと膝を突き合せてお話しさせて頂きます。これを機に価格を見直し、利益を向上させましょう!今なら60分の無料相談も受け付けておりますので、是非お問い合わせください!