万大醸造 様

採択されたことが1番。結果が大切ですから。
左 万大醸造合資会社 代表社員 佐藤智昭 様
右 株式会社アンカーマン代表取締役 和田直人
万大醸造合資会社
代表社員 佐藤 智昭 様
※2018年7月25日更新
万大醸造様よりアンカーマンへの依頼の経緯の概略
今から約10年前に父である先代社長からバトンを受け継ぎ社長に就任。先代は設備投資に消極的だったため、当代に移った時には機械の老朽化が目立っていた。自己資金での投資に踏み切れずにいたところ、醸造機械商社より補助金を使った設備投資の提案を受け、試してみることになった。
仕込み用ホーロータンクの底板面が劣化しており、まともに使えない状態でした。買い替える必要があったのですが、1年ほど手つかずになっていました。特定名称酒の売上が伸びているので、せっかく買い替えるなら吟醸も仕込めるような冷却機能が付いたタンクを導入したい、という思いがありました。実際、自社では吟醸の仕込み本数が徐々に増えていました。
ただ、その時にはすでに補助金申請の締切が3日後に迫っていたんです。1年かけて事業計画書を作成するというのなら自分でもできるのでしょうが、日々の業務もある中で自分1人で事業計画書を作る、なんてとても無理でした。
補助金を活用した設備投資は初めてだったのですが、ものづくり補助金を利用して設備投資をされている他蔵元さんも結構いるようで、ちらほらと耳にはしていました。
アンカーマンさんを紹介して頂いた醸造機械商社さんとは、長いお付き合いです。信頼している機械商社さんが紹介してくれたわけですし、最終的に機械を買うのもその商社さんからですしね。それでアンカーマンさんにお願いすることになりました。
申請が採択されたということは、きちんと仕事をしていただいたということです。採択された、ということが1番です。結果が大切ですから。全く不満はありません。
例年、夏場の外気温が30℃を超えることも少なくありません。いくら遮断しても、建物内の室温が20℃以上になってしまいます。
理想としては冷蔵庫の温度である5~7℃程度で貯酒したいですが、通常のクーラーでは対応しきれないんです。クーリングタンクがあれば温度管理がきちんとできるようになるので、品質の向上が期待できます。補助金をうまく活用して設備投資できて、本当に良かったです。
商工会から実績報告書を出すように言われても、アンカーマンさんがきちんと対応してくれるので全く心配していません。
今回補助金を申請するに当たって、自社に最適な容量スペックまでご提案をしてくれて、これまで知らなかった情報も知ることができました。こういった情報は今後も知りたいですね。


