下関酒造株式会社 様
【人材マッチング成功事例】求人企業、求職者双方のリアルな声をお届け!

下関酒造株式会社 会社概要
大正12年(1923年)、「自分たちの作った米で酒を造りたい!」という想いをもった地元農家445名によって創業した稀有な酒蔵。創業100年が経った今もなお、その熱い想いは受け継がれ、醸造されるお酒の一本一本に宿っている。
豊かな食材を誇る山口県下関市の地で、“食事を楽しむ時に真価を発揮する日本酒”を追求し続け、純米大吟醸の「獅道(しど)」、純米吟醸の「蔵人の自慢酒」といった純米系の高級酒から、代表銘柄の「関娘」「海響」など日常に寄り添うお酒、下関特産のとらふぐを使用した「ふくのひれ酒」など、様々なタイプの日本酒を展開している。
また、地域と消費者の交流を図る年2回の酒蔵祭りを始め、四季醸造を活かした通年開催する酒蔵ツアー。さらには下関酒造の多様な日本酒をブレンドして、世界でたったひとつの日本酒をつくる「日本酒のブレンディング体験」の特別ツアーなどを常時開催しており、日本酒初心者を始め、日本酒好きやファンにとっても新しい体験ができるよう積極的な事業活動をしている。
これまでも自社で地元採用、新卒採用も手がけていた下関酒造様。今回はなぜ酒蔵エージェントを活用して、新卒採用の獲得に至ったのか。また、優秀な若手人材の採用に注力している理由とは。
そして、日本酒蔵への就職を目指していた大学生である求職者 益山さんは、なぜ酒蔵への就職を希望し、思い描いた酒蔵に内定をもらえたのか。
人材採用に苦戦している酒蔵や、酒造業界を志望する求職者が知りたかった酒造業に特化した人材紹介サポート「酒蔵エージェント」の成功事例、実際に利用した当事者たちのリアルな声をお届けすべく、求人企業、求職者双方にインタビューを実施。
下関酒造株式会社・代表取締役/内田忠臣様(以下、「内田社長」)、今回内定承諾し2026年4月入社予定の益山氏(以下、「益山さん」)に、酒蔵エージェントを活用したきっかけや良かった点、今後の展望などを語っていただきました。
<聞き手:株式会社アンカーマン コンサルタント・大木田(以下、「大木田」)>
下関酒造(株)内田社長へのインタビュー
若い力と共に「知行合一」「事上磨練」を体現する酒造りへ
「酒蔵エージェント」活用のきっかけは何ですか?

まずは酒蔵エージェントを知ったきっかけや、実際に利用しようと思った理由をお聞かせください。

新サービスとして、酒蔵エージェントを提案をいただきました。他のお仕事でアンカーマンとはご一緒したこともあり、アンカーマンとコンサルタント大木田さんへの信頼がベースにありました。
その上で、酒蔵に特化した事業展開をしているアンカーマンの取り組みだったこと、そして「酒蔵に興味を持つ人達を呼び込む仕掛けづくり」ができていることに大きな期待を感じました。当社を始め酒蔵の経営環境は厳しいため、酒蔵に興味を持つ人と接点ができるのは、ある意味大きなチャンスと捉えました。
採用方針・採用課題、そして若手人材への想い

貴社の人材採用の方針、ご課題について教えてください。

企業は社員で運営され成果を出していきますから、社員は重要な資産です。一方、当社とご縁をいただいた社員は大事な人生の一部を仕事に費やしてくれています。会社と社員が貴重な時間を共有しますから、互いが成果を出せる関係を築き上げることが大切だと、まず考えています。
当社は「知行合一」「事上磨練」など、実践で成果を出す行動規範を基本理念に据え、若い社員であってもいろいろなことへの挑戦を奨励しています。上記のことを楽しみながら実行できる「明るく素直」「積極性」「後悔よりも未来を目指す姿勢」を人材採用の基準にしています。
ただ、当社の経営環境は厳しいので、給与面での待遇は他業種や優良企業と比べ見劣りすると考えています。さらに、世の酒蔵から発信されるメッセージが、「厳しくきつい酒造り(業界)」のイメージが多すぎると感じています。そのため、酒蔵の当社に興味を持っていただく最初のステージでの壁が高く苦労し、応募前に興味関心を持ってもらうことが課題になっていました。
「酒蔵エージェント」を活用してみて良かった点

実際に酒蔵エージェントを活用してみて、どんな点が良かったですか?

まず、酒蔵になにかしら興味、期待を感じている人達が登録しているところです。
自分たちでそういう人たちを探すのはなかなか難しい上に、自分たちで実際に採用までこぎつけるのは更に困難だと思います。
酒蔵に興味がある人を集め、そこから応募意志のある人たちを見つけて、応募を促し、選考の判断基準になる情報共有までしっかりとフォローをしてくれる一連のサービスが最大の魅力なのではないでしょうか。

酒蔵エージェントと合わせて、2025年8月には弊社の酒蔵就職合同説明会にも参加くださいましたね。酒蔵エージェントと合わせてどんなご感想をお持ちでしょうか。

今年初めて参加をさせていただきました。
そこで多くの求職者さんと実際に対面で会って話す機会に恵まれ、説明会でお会いした複数名の方は実際に選考中です(2025年10月時点)。
今回は第2回目ということもあり、初回に比べ運営方法も工夫されているのがわかり、酒蔵にも求職者にも寄り添ってブラッシュアップされていると感じました。
実際に応募へと繋がっている点はもちろん、開催後に参加者の意見などが集約されて報告をもらえる点も、今後の人材採用に向けた情報としてありがたかったです。
新卒内定者が決まった時の気持ちは?

今回、酒蔵エージェントを通じて新卒採用の内定が決まった時は、どんなお気持ちでしたか?

とにかく、真剣に育てなくてはいけないと心を新たにしました。
酒造業界を志す若者へのメッセージ

酒造業界を志す若者に対してメッセージがあればお願いします。

私たちも皆さんも一日24時間。そして一度の人生です。酒蔵に興味を持ったら、まずは酒蔵を訪ねましょう。
酒蔵・酒造会社は無限の可能性を秘めています。製造だけでなく世界中に広がるマーケットには、まだまだ未知の開拓分野が沢山あります。皆さんの若く柔軟な思考と挑戦心があれば、楽しくワクワクする世界が酒蔵から広がります。全国には沢山の地酒蔵もありますし、現在はインターンシップという便利な仕組みもあります。是非一度、興味のある酒蔵の門戸を開いてみてください。
「酒蔵エージェント」に対する今後の期待

弊社・酒蔵エージェントに対する今後の期待があれば教えてください。

アンカーマンのスタッフであれば、課題もご存じですし、解決方法も考えておられると信頼しています。これからも伸び伸びと理想を求めてブラッシュアップされることを期待しています。

ありがとうございます!精一杯励ませていただきます。
他の酒蔵さんへのメッセージ

最後に、酒蔵エージェントを検討する他の酒蔵さんへ向けてメッセージをお願いします。

酒蔵エージェントは一度やってみること。就職説明会に関しては参加することに意義があります。騙されたと思っても人材採用費としては全然安い費用です(笑)。まずは体験してみることをお勧めします。

改めて、下関酒造さんへの内定、本当におめでとうございます!
少し遡って、まずは酒蔵エージェントを知ったきっかけを教えてください。

Instagram で知りました。最初は東京で開催する酒蔵特化の就職説明会があることを見つけて、「こんな合説(合同説明会)があるんだ!」って思い、まずは紹介サービスの酒蔵エージェントに登録しました。就活サイトは他にも使っていたんですけど全然お酒に係る求人がないので「ちょうどいい、ちょっと話聞いてみよう」みたいな感じでした。

最初はお気軽にお問い合わせくださったんですね。
では、実際に酒蔵エージェントを使ってみたご感想はどうですか?

私は、自分のことを話すのが苦手なので(担当者が)積極的に話しかけてくれたり、就活に疲れていた時も前向きな話をしてくれたり、求人紹介を積極的にやってくださって本当に助かりましたし、無事に納得のいく就職先も決まりました。

酒蔵エージェントを始めた頃と今ではだいぶ状況が違いますよね。今、益山さんにとって下関酒造さんはどんな会社ですか?

初めは何も知らず「下関にある酒蔵」の認識でしたが、調べていくうちに、昔ながらの造りだけではなく、新しい手法や技法も受け入れているようでワクワクしました。また、下関ならではの魚・フグのペアリングを意識したお酒だったりして、僕がお酒を好きになった理由「日本酒と魚のペアリング」に一致して、自分と合う酒造会社だと思っています。

来年4月(入社)を控えて今どんなお気持ちですか?(2025年10月時点)

現在は下関酒造のインターンシップで色々体験させてもらっていることもあって、入社がとても楽しみです。今自分がやっている飲食店のアルバイト先にも近いし、バイト先へ就職先である下関酒造のお酒を入れたいと思いますし、入社後はもっといろんな人に下関酒造のこと、お酒を知ってもらいたいという気持ちが強くなっています。

とても前向きでいいですね、ぜひ下関酒造さんのお酒を広げていってください!
最後に、酒蔵への就職を希望している方、酒蔵エージェントを知らない人に向けてメッセージをお願いします。

就活自体、自分で連絡しないといけなかったり、酒造会社の採用選考はあまり情報がない上に、酒蔵とは縁もゆかりもない自分から連絡や応募しなければならないため、連絡1つとっても結構不安なところがありました。そういう時はアンカーマンの酒蔵エージェントに頼ってほしいです。実際に親切につないでくれて、就活を前向きに進めてくれます。


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