大納川 様

設備投資で売上6倍!
事業再生に成功できたのは蔵の将来を一緒に考えてくれるアンカーマンがいたから!

株式会社大納川

左:代表取締役BIG BOSS 田中 文悟 様
右:取締役社長 稲上 憲二 様

雪国秋田の中でも特に雪の多い街、横手市大森町にて1914年(大正3年)創業から続く老舗酒蔵。後継者不足により、一度は蔵の灯が消えかかったが、太古から伝わる国の重要無形文化財「霜月神楽の里」で、「神舞う郷の酒醸す蔵」の灯を消してはいけいという想いから、M&Aによる第二創業で復活。
横手盆地の北西、霊峰保呂羽山の麓で、出羽丘陵の酒造りに適した清廉な水を仕込み水に使い、山内杜氏伝統の秋田寒仕込みによる看板銘柄「大納川」をはじめ、「飲んで酔うだけでなく、心を酔わす酒を醸したい」という蔵人5人の想いが詰まったお酒は、国内外で評価が高く、インターナショナルワインチャレンジ金賞受賞、全国新酒鑑評会入賞などの栄誉に輝く。

※2022年10月24日更新

補助金申請のきっかけは何ですか?

2018年、株式会社大納川の事業再生によるリスタート時点で、設備不足が課題でした。

一度にすべてを入れ替えることはできないので、優先順位を決めて取りかかる中で、品質向上のための設備を優先することに決定したんです。

プレートヒーター、ボイラーは必須。さらに、洗瓶機(リンサー)がなかったので、当初は現社長の稲上と2人で休みの日に、新品の瓶をすべて手洗いしていました。さすがに手洗いした瓶にお酒を詰めるのは、衛生管理上よくないということで、リンサーの購入も優先順位は高かったです。

この3点の設備を優先して導入したいということが補助金申請のきっかけです。その後、小規模事業者持続化補助金、2回目のものづくり補助金と負けなしの採択でお世話になりました。

なぜアンカーマンに補助金申請代行を依頼したのですか?

用品店さんから、設備更新の提案をいただいたときに、アンカーマンさんを紹介していただいたのがきっかけです。

アンカーマンさんと出会う前、補助金のことはいろいろな会社から提案されていたんです。しかし、当初は胡散臭さがすごくあって「ロイヤリティでものすごく取られるんじゃないか」「補助金申請には多くの時間と費用がかかるのではないか」「業者に依頼しても採択にならずに費用がムダになるのではないか」など、正直いい印象がなく、前向きになれませんでした。

それでも、懇意にしている用品店さんが言うんだったらちょっと一回話聞いてみようかな…とアンカーマンの和田さんと一度お会いしてみることに。はじめは、「どうせ、お酒造りのことも、機械のこともまったくわからず、補助金のテクニカル的な手法で補助金を獲得できますよ」くらいなんだろうなと思っていたんです。

しかし、実際にお会いして話してみると…「なんてお酒に熱い方なんだ」「機械の基盤のことなど私たちよりもくわしい」「蔵の見学もしっかりして、我々がどのような機械を欲しているのかを見抜き、補助金申請のアドバイスだけでなく、例えば御社の酒蔵だったらこういう機械入れた方がいいんじゃないですか?っていう機械導入面のアドバイスもしてくれるなんてありがたい」「この人だったら信頼できる」と感じ、アンカーマンさんにお願いすることにしたのです。

正直、もう少し早く出会いたかったです。というのも、アンカーマンさんと出会う前に、薮田の圧搾機や米洗い機の導入、一部放冷機の網などの部品の購入、約20本のタンクの解体などを、補助金を使わずにすべて自腹で行いました。そのとき、アンカーマンさんと出会って補助金を活用できていれば、もう少し事業再生のペースも早まったんだろうなあと後悔しています。

アンカーマンに依頼してみていかがでしたか?

私どもは、現在、事業再生4年目に入り、補助金を活用することで設備投資を大きくして、売上が約6倍、製造量が約7倍と順調に成長することができました。これもアンカーマンさんと出会えたおかげだと思っています。

逆に出会えなければどうなっていたことか…設備の大半が入っておらず、品質も取り組みも変わっていなかったんじゃないでしょうか?その展開を考えると恐ろしいぐらいです。

特に、補助金で大型設備を導入できたことで、不安なく酒造りができることを一番ありがたがっているのは杜氏ではないでしょうか。たとえば、一番最初の補助金申請サポートで充填管理の設備を導入しました。導入前に「大納川さんのお酒はできたてはおいしいけど、時間が経つと普通になっちゃうよねぇ…」と言われていたストレスから解放されたことは大きかったようです。

アンカーマンさんに依頼して良かった点を3つ挙げると、

1つ目は、親身になって悩みを聞いてくれること。
和田さん、渡邊さんをはじめ、アンカーマンの皆さんは、ストレスなく話を聞いてくれ、相談に乗っていただけます。この点が、世の中にはあまた補助金申請代行業者がいても、アンカーマンさんにお願いする理由です。

2つ目は、最後まで代行してすべて手続きをしてくれること
苦手な補助金申請の資料作成などもすべて行ってくれるので、自分たちの負担がなく本業に集中できること。さらに、申請書作成のためのインタビューでは、機械の必要性だけでなく、時間当たりどれくらい効率よくなるのか、人員をどの程度カットできるのかなど、実際の事業に関する自分たちの考えも整理できます。

3つ目は、1回だけでなく、2回3回と自社に合った補助金を提案してくれる点。そして補助金申請代行だけでなく中長期的に蔵の将来のことを一緒に考えてくれること。
ひょっとしたら、自分たちだけで推し進めようとするとなれ合いでごまかそうとしてしまうところを、アンカーマンさんは、自分たち以上に第三者的視点で蔵の将来を考えてくれます。蔵を良くしていくために必要であれば、いいことばかりでなく、「蔵の将来を考えたら、今、導入すべきはこちらの設備ではないでしょうか?」など将来を見据えたアドバイスも頂きました。
また、補助金の申請1回だけのお付き合いで終わりではなく、補助事業終了後5年間続く報告手続きのフォローアップや、蔵の将来を考えて、2回目、3回目の補助金申請のチャレンジや導入する設備の提案もありがたいです。

補助金以外の事業上の課題の解決方法や蔵の将来を見越した取組の提案など、蔵の伴走者として一緒に歩んでくれていることをひしひしと感じます。

コロナで設備投資を控えている蔵元さんに向けたメッセージ

「攻めの姿勢が営業につながる!」

「コロナだからこそ、やれることをやったほうがいい」と思っています。
挑戦し続ける体制がなければ、日本酒業界の発展もありません。私たちもコロナに負けずに設備投資し続けたからこそ成長してこられたのだと思います。

大切なのは、設備投資して、目に見える品質向上や出荷量・売上アップという効果だけではなく、得意先や一般のお客さんから「あの蔵は雰囲気も変わって元気になったね」「次にどんなおいしいお酒のラインナップを出してくるのか楽しみ」という期待を持ってもらうこと。

「あの蔵は変わった」「元気がある蔵」というイメージを取引先や蔵のある横手市の皆さんなど、酒蔵の周囲に対してアピールして期待値を上げていくことが、イメージアップにつながり、酒蔵にとって良い効果を醸し出す見えない売上や財産になると思っています。

我々も常に「こんな設備を入れて、今後このような取組をしていきます」ということを積極的に得意先などに伝達するようにして、多くの方に喜んでいただいています。周囲の期待値が上がるのをひしひしと感じ、それが財産にもなっているんです。

今、コロナで売上が下がっている得意先に向けて、積極的なアピールをしていくこと、待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢を見せていくことなどが、営業につながっていくと信じています。

また、今、アンカーマンさんに相談しようかと迷っている酒蔵さんに対しては、何の心配もなく相談するべきだとも思いますね。私自身、大納川の成功事例を活かして、今後も酒蔵の再生事業に取り組んでいきたいという想いがあります。酒蔵再生では、初めにある程度の設備投資が必要になってくるので、その際には、補助金の活用や、酒蔵の将来のことなどをアンカーマンさんに相談したいと思っています。

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