吉川醸造 様

異業種からの参入!
スタートアップでも時間がなくてもきっちりと対応してくれた!!

吉川醸造株式会社

代表取締役 合頭 義理 様

霊峰大山の麓、神奈川県伊勢原市神戸に蔵を構える1912年(大正元年)創業の老舗酒蔵。歴史ある酒蔵を、不動産・旅行・飲食事業などを手がけるシマダグループが経営承継して、一級建築士出身の合頭社長と水野杜氏のタッグでリスタートを図る。
丹沢大山(雨降山)の澄み切った地下伏流水(日本では希な硬水)を仕込み水として使用し、人手を使った少量仕込みで最高峰の技巧をこらした製法と原料にこだわり、低精白のお酒など繊細で凛とした日本酒を醸す。
長年、地元で愛されている「菊勇」、新ブランド「雨降」など、県外や国外へ伝統の味と革新的な味、さらに日本酒の文化、世界観を発信し続け、イギリスのIWC金賞、スペインのCINVEで金銀賞、フランスのボルドー酒チャレンジ金銀銅賞、フランスKura Masterプラチナ賞など数々の賞を受賞する注目の酒蔵。

補助金申請のきっかけは何ですか?

今回、アンカーマンさんには、佐瀬式圧搾機の導入をするために、事業再構築補助金の申請サポートを依頼して、無事に採択を受けることができました。

補助金申請のきっかけは、まずは「圧搾機の入れ替え」ですね。

私どものお酒は、少し特殊なお酒といいますか、たとえば人気商品の赤色酵母を使ったお酒などを搾ることがあるので、圧搾機の清掃などに課題がありました。

もともとのヤブタがかなり老朽化しており、板が重いタイプのものだったため、赤色酵母のお酒を造るときなど、圧搾機の清掃に関して、蔵人に相当の負担を強いてしまっていたんです。

私が就任した当初から、搾りの作業を見ていて、80枚のヤブタを1回ごとにロックを外して板を取り外して洗浄して、赤い汚れを落とすのが相当の重労働であり、非効率なので、「いつか軽いタイプの新しい機械を入れて、分けないといけない。労働環境という意味でも必須だな」と感じていたんです。

なぜアンカーマンに補助金申請代行を依頼したのですか?

実は、前社長のときにお付き合いのあった別のコンサルさんにお願いしたり、自身で申請したりして、補助金の申請をしたものの、採択を受けられなかった経緯があります。

「いよいよ念願の圧搾機を入れたい!でも、次の補助金の応募期限まであまり時間もないし…自分たちや別のコンサルさんではもう無理!酒造業特化で有名なアンカーマンさんにお願いしよう!」となったんです。

それに、アンカーマンさんは、成功報酬型なので、割と気軽にお願いできるのかなと。

結果的にアンカーマンさんにメールを出して、担当者とお話させていただいたところ、「圧搾機でいけそうです。なんとか間に合うでしょう!」と聞いて、はじめた次第です。

もちろん、同じタイミングで、地元の地銀さんとか信金さん、それに他のコンサルさんなどから「うちでも手伝えますよ」と、補助金サポートのお申し出もありました。

でも、やっぱり、アンカーマンさんのように酒造業に特化していないので、「ヤブタって何?」というところからはじめなければならない。それでは時間が足りない。

申請まで時間的余裕がなかったこともあり、酒造業の補助金サポートに慣れている代行業者でないと間に合わないということで、アンカーマンさんにお願いしたんです。

補助金サポートの申し出のあった先とも話しましたが、こちらは、補助金に対する知識が足らないし、先方は酒造りに対する知識が足りないので、「難しいな…」という感じでしたね。

アンカーマンに依頼してみていかがでしたか?

本当に今回は、アンカーマンさんに「すべてお任せできた!」というところが非常に大きかった。

我々みたいなスタートアップ事業者で、何かにつけ人手が足りない中でも、補助金対応をお任せできるという安心感、ありがたさがアンカーマンさんに依頼してよかった点ですね。

「何でも少人数で今やらなきゃいけない」「他のことにはなかなか手が割けない」という状況で、とても補助金のことまで手が回らない。補助金という支援制度はほんとにありがたいと感じる中、必要な手続きとは分かっていても、補助金対応では「非常に手が掛かる」「大変だなぁ」と思うことが多い。そんな中でアンカーマンさんに細かな対応までちゃんと面倒見て頂けるというのは大きい。

それとスピード感!やっぱり、早いことは正義ですね。やり取りも非常にスムーズでした。

それからなんと言っても、お酒造りに対する知識が豊富。「佐瀬式」とか言っても、おそらく普通のコンサルさんでは、話が通じないと思うんですよね。

さらに、豊富な知識をこちらに早く提供してくれる点もありがたい。そして、対応が緻密!

たとえば、申請に使用する相見積書を複数社から集めるときでも、「項目、細目について、一言一句揃えないと駄目です!」と言われて、こちらとしては、正直「面倒臭かった」ということもありましたが、きっちりと緻密にやって頂いたかなと思います。

アンカーマンの補助金サポートを検討している他の蔵元さんや酒販店さんへ向けたメッセージ

私どもは、異業種から酒造業界に出てきたわけですが、酒造業界特有の難しさとして、「酒税」「伝統産業」「衛生基準」の問題を痛感しています。

酒税は特殊なので、国税庁とのやりとりや、伝統産業ならではの慣習、新しい衛生基準の確保などが大きな課題です。

それらの課題がある中でも、「日本酒文化」を世界に広げていきたいと思っています。実は、これまで、私自身は日本酒を飲む機会があまりなくて、飲みはじめてから2年ほどなのですが、日本酒は本当に奥が深くて、「何よりおいしい」ですよね。

とにかく、「おいしい」というのが一番なので、ぜひ、私みたいに日本酒を飲んだことがない人に「日本酒のおいしさ」「日本酒文化」を広げて伝えていくということが、非常に重要なミッションかなと思っています。

その意味でも、私ども造り手はもっともっと良いものを造っていきますので、売り手である酒販店さんは、ぜひ、日本酒を楽しく売って頂き、飲み手に「日本酒のバリエーションの豊富さ」「おもしろい日本酒の世界観」などを伝えて頂きたいです。

もちろん、私ども造り手が、しっかりしたものをお出しするという覚悟はあるので、お客様に届けて笑顔になって頂くということが大事かなと思っております。

それと、お酒造りをはじめてわかったことですが、「こういうお酒を造りたい」というとき、あまりにも設備が昔のものだと造れないんですよね。

醸造タンクや充填機など、どんどん老朽化していくので、衛生的にも問題が出てきて、昔なら、瓶の周りに飛び散ったお酒も拭き取れば問題なかったのかもしれませんが、今はそんなわけにはいきませんよね。

もっとハードルの高い、現代ならではの衛生観念、衛生基準が求められます。衛生基準を高め、品質を高めてしっかりと良質な商品を提供していくという点を考えると、やはり設備投資が必須となってくる。

特に冷蔵系。うちのような「低精白」でお酒を造るような蔵は、発酵具合を調整するために、ごく低温にして、さらに長期間の発酵期間を設けてということをやらないときれいな質にならないので。そうなると、サーマルタンクも必要、ヤブタも冷蔵庫で囲わないといけない、酒母室も冷蔵庫化したいなどなど、「冷やす」ための設備投資がいろいろと必要になってくるんです。

ですから、他の酒蔵さんも、造り手として、良いお酒を造るために、必要な設備投資をされてはと思います!

やはり、みんなが沈んでいるときに、最新鋭の設備投資とか、新商品開発をしていると、注目を集めて、「元気が出る」「楽しみにしている」と言ってもらえるようですよ。

補助金申請無料モニター募集中!

株式会社アンカーマンで補助金申請サポートをまだ受けたことがない方を対象に、
補助金申請無料モニターを不定期で募集しています!
応募にご興味をお持ちの方は、下記をチェック!

お役立ち資料はこちらから!

設備導入事例集やアフターコロナの今取るべき戦略、働き方チェックシートまで知りたいことが一式揃う

お役立ち資料一覧はこちらから!

補助金診断はこちらから!

おすすめの補助金がすぐに分かる補助金診断を試してみませんか?

1分で完了する補助金診断はバナーをクリック!

無料相談はこちらから!

無料相談(90 分)を希望される方は、以下のフォームよりお問い合わせください。