増田德兵衞商店様

補助金申請のきっかけは何ですか？

今回、アンカーマンさんの補助金サポートにより、農林水産省の補助金を採択することができ、放冷機をはじめ機械の導入ができました。

導入に関しては放冷機を含めると数千万円の投資になりました。大きなハードルである資金面の解決策の1つとして、補助金の活用も検討することにしたのがきっかけです。

一方で、やはり補助金申請するには、膨大な書類を作らないといけないですよね。

うちみたいに、少人数でやっている蔵は、1人でさまざまな作業をしなければならないので、書類作成に時間を取っていられないんですよ。

そんなとき、日本酒イベントでご一緒させて頂いたのが契機となり、アンカーマンさんから「やりましょうか？」とご提案いただいたのがきっかけでした。

なぜアンカーマンに補助金申請代行を依頼したのですか？

正直言うと、はじめは「ちゃんと書類作れるの？」と少しだけ不安に思ったことはありました。

ただ、それ以上に申請業務が煩雑なので、「お願いできるところがあるならお任せしたい！」という気持ちでした。

これまでにも、市町村等のごくごく簡単な補助金申請は、自分たちでやっていたのですが、今回の農林水産省の補助金のように、補助額が大きくて制度もややこしい補助金に関してはアンカーマンさんに頼むしかないと思った次第です。

アンカーマンに依頼してみていかがでしたか？

アンカーマンさんに依頼して良かった点は、まず1つめは、的確な書類を作成してくれるということ。

はじめて、アンカーマンさんが作成した書類を拝見したとき、「これ、やっぱりプロやな」と思いました。

我々が作ったら、こうはならない…。グダグダと長くまとまりのない文章になってしまう…。数字の整合性をとるのも大変だし…。やはり、これは積み重ねてきた経験値でしょう。

こちらとしては、やりたいことを言えば、それをカタチにしてくれるので、本当に気持ちが楽でしたね。

2つめは、文章を構成する際の目のつけどころがすごいということ。

単純に欲しい機械の内容を書いても採択にはなりません。こちらがやりたいことと、補助金事業の目的に沿った事業計画書を一緒に作って頂けるというのは大変助かりました。度々、「その発想があったのか」と驚きました。

やはり、補助金の採択を受けるために必要な着眼点があるというのは、こちらとしてはありがたいですね。

3つめは、困ったときに的確なアドバイスをしていただけること。

今回の農林水産省の補助金申請の手続きの際、今まで我々がやったことのないようなことを補助金事務局から指示されて困っていたときも、アンカーマンさんには都度相談相手になっていただきました。

たとえば、導入する機械を1つ決めるにしても、補助金事務局からは「目標達成までの改善計画を出してください」「入札契約をとってください」と指示されたり、場合によっては「会計監査が入ります」などとと言われたりと、補助金申請に付随する他の部分もフォローしていただきありがたかった記憶があります。

蔵の将来の展望

私自身、2019年に蔵に戻って29歳で社長に就任し、今年で3年目となります。

蔵の将来を考えたときに、大切にしていかなければならないのが、手仕事にこだわる「クラフトマンシップ」と「ブランディング」です。

とくにブランディングの取り組みは私自ら先陣を切って行っていて、これまで行ってきた「熟成古酒の価値付け」を進めつつ、今年はすべての商品ラインナップをテコ入れしました。

また、海外企業とのコラボ等、これまでの枠にとらわれないブランド展開をすることで、日本酒そのものの価値を上げていければと考えています。

これからも、先代たちが実践してきたように、古いものの中に隠れている新しいものを掘り起こしながら、いつも3歩先くらいを歩んでいきたいですね。って、造り手が良質な酒を造り、多くの人に届けられるように、アンカーマンさんには頑張っていただきたいと思っております。

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