三宅本店 様

補助金申請と経営改革による 老舗ブランドのスパークリングへの挑戦

写真中央 株式会社三宅本店 取締役 三宅清史 様

株式会社三宅本店

取締役 三宅 清史 様

安政3年(1856年)広島県呉市に創業。主要銘柄は「千福一杯いかがです」のCMで知られる千福ブランド。
海軍御用達のお酒として全海軍基地へ『千福』が納入された歴史を持つ。2004年には小泉総理大臣(当時)が蔵を訪問。絞ったばかりの新酒を試飲し、「このお酒で晩酌ができればいいな」と感想を述べた。

※2021年11月16日更新

アンカーマンに依頼したきっかけを教えてください

代表の和田さんとは、知人を通じてもともと面識がありました。
補助金申請の問い合わせのきっかけになったのはFAXで、ホームページを覗いてみると、多くの蔵元さんがアンカーマンさんにお世話になっていることが分かりました。
和田さんから詳しいお話を聞かせていただき、それ以来、補助金申請、経営会議、販路開拓など、何かと相談に乗ってもらっています。

ものづくり補助金の申請を始めたきっかけを教えてください

当社は2017年に、若年層に向けた新しい日本酒需要を喚起する「ワクワク企画室」を創設しました。以来、スパークリング日本酒や、初心者向けの低アルコール商品、ソーダで割る日本酒など、新規需要開拓に取り組み始めたところでした。

うちがスパークリング日本酒にもっと力を入れることで、日本酒の間口を広げるきっかけになるのではないかと思いました。

ただ、補助金申請については、私を含めて「うちは無理でしょ」「立ち入り検査があるんじゃないか?」と懐疑的なスタッフがほとんどでした。

しかし、周りの蔵元さんを見ていると、新しい設備をバンバン導入していて…。あれ?もしかして補助金?と思いました(笑)

最初は他の支援機関に相談したのですが、「うちは書類の最終確認をするだけなので」と言われてしまい断念。その点、アンカーマンさんは酒屋のことをよく知っていますし、スタッフの皆さんの仕事に対する姿勢も素晴らしいです。「なんでも相談してください!」と言ってくれて。そういうところは、他にはなかったです。

ものづくり補助金の採択後はどのような変化がありましたか

以前は、試作用の瓶詰め機を使って一本一本手作業していました。補助金で自動充填機を導入してからは生産スピードが2倍以上にアップし、スパークリング日本酒ならではの爽快でフレッシュな品質を保つことができています。

また、設備を導入した翌年に大きな日本酒イベントがあり、スパークリング日本酒を作っていたことによって、「いろいろなことに対応できる酒蔵」という印象を持ってもらうことができました。結果的に、スパークリング日本酒の売上は前年比800%まで伸長しました。

補助金申請サポートをアンカーマンさんに依頼してよかったと思った点は、主に四つあります。

一つ目は、申請書をほとんど全てアンカーマンさんが書いてくれたことです。うちの要望をヒアリングし、アンカーマンさんがそれを論理的に形にしてくれました。これには感激しましたね。

二つ目は、スピード感です。ヒアリングから一週間で申請書の初稿を見せてくれました。

三つ目は、酒蔵の事情をよく理解しているので非常に話がしやすいところです。これはアンカーマンさんの大きな強みですね。

四つ目は、採択された後のサポートまでしていただけることです。作成した報告書を補助金の事務局に提出したら、「さすが三宅本店さんですね!」と褒められました。報告書は、ほとんどアンカーマンさんに作っていただいたので、事務局の方に絶賛されてちょっと複雑な気持ちになりました(笑)

ありがとうございました。次に、経営改革が必要と考えた経緯を教えてください

これまでは、先の状況をある程度見越して経営方針を考えることができましたが、コロナ禍においては、政治の決断が大きく影響するので先が全く読めません。そのような状況が長く続くと、現場で働くスタッフの士気もどんどん下がっていく恐れがあります。

「先が読めない状況だからこそ、会社で指揮をとったブランディングが重要」と考え、アンカーマンさんと二人三脚で経営改革にも取り組むことになりました。

和田との経営会議を実施したあと、どのような変革が起きましたか

一人ひとりの問題解決に対する意識が変わりました。

具体的には社内評価の基準を変更し、自分たちで課題解決に取り組むような仕組みを作りました。最初は抵抗がありましたが、だんだんと自分たちの目標を達成するためにはどうしたらいいかをみんなが考え始め、自発的な意見も出てくるようになりました。

中には、これまでには考えもしなかったようなアイデアもあり、社内に変化が起きていることを実感しています。

今後はどのような展開を考えていますか

現在、自社売上の95%を日本酒が占めている状態ですが、コロナウイルスのパンデミックを経験し、売上の柱となるカテゴリが数本必要だと痛感しました。

総合酒類メーカーとしての未来を描いており、最初の一歩としてウイスキーの生産をスタートさせました。2024年に出荷を始める予定で、2025年に売上全体の4分の1を占める柱の一つに育てるのが目標です。

アンカーマンに一言メッセージをお願いします

アンカーマンさんには、中小規模すべての酒蔵のサポートを担って欲しいと思っています。というのも、やはり大変な思いをしているのはその規模の酒蔵だからです。

アンカーマンさんの仕事は単なる補助金申請代行のみならず「酒蔵の経営サポート」で、実際にうちも頻繁に連絡を取らせていただいています。「酒蔵に詳しい人に経営のことを相談したい」と思っている蔵元さんは多いのではないでしょうか。

これからもアンカーマンさんと一緒に酒蔵文化を守っていきたいと思います。

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