大多摩ハム小林商会様

2025年4月14日 2025年4月23日

anchorman

アンカーマンのサポート力で革新的な「冷凍食品事業」が実現できた！

株式会社大多摩ハム小林商会

取締役　武井基浩様

1932年（昭和7年）の創業以来、東京都福生市で、90年の歴史と伝統を守り、ハムやベーコン、ウィンナーといった食肉加工品の製造販売（卸売・小売）やカジュアルフレンチが楽しめるレストラン「シュトゥーベン・オータマ」の運営などを手がける。
創業以来守り続けている加水増量をしない「ドイツ式製法」により、旨みを凝縮させたこだわりの製品を展開するオンリーワンハムメーカーで、東京のブランド豚「TOKYO X」の商品化などを実現、燻製にこだわった非加熱のベーコンは特にイチオシ！
なお、石川酒造（東京都福生市）様とは2020年に企業提携が成立し、グループとして石川酒造様のビール販売なども手がける。

補助金申請のきっかけは何ですか？

今回、アンカーマンさんの補助金サポートにより、業務用急速冷凍機『凍眠（テクニカン）』を導入することができました。

いろいろな業務用の展示会などに参加した際に、お客さまから「御社は冷凍食品の取り扱いはあるの？」と聞かれ、「冷凍はないです」とお断りすることが多かったので、冷凍ニーズの高さを痛感していました。

弊社の商品はチルドだけで、賞味期限が1週間から3週間程度であったため、ホテル・飲食店のバイキングなど、食材ニーズを取りこぼしていることに展示会に出てはじめて気づいたことが、「急速冷凍」について調べるきっかけです。

一般的に、「緩慢冷凍」してしまうと肉の細胞を破壊してしまうことはわかっていたので、「急速冷凍」について調べたところ、弊社のハムには『凍眠』が適しているという結論に至りました。

冷凍にしても品質が落ちない「冷凍商品」の提供ができれば、間接的に食ロスの低減に貢献できるといったことも導入する動機の1つです。

これまで、冷凍にしたら弊社の強みである燻製の風味が飛んでしまい、食感も損なわれるということで、「冷凍は御法度」という概念が定着していたのですが、『凍眠』は品質を保ったまま冷凍できるので社内でも革新的でした。また、設備の担当の方も依頼したらすぐにテスト機を準備してくださいました。他社でも冷凍事業をやっているところはあるので、私自身も何か所か廻ったものの、こちらが一番丁寧に対応していただきましたね。

何としてでも『凍眠』を導入したいとの社内での気運も高まる中、そうは言うものの先立つ資金も結構高く、自己資金投資率を下げるべく補助金を探しました。

結果、中小企業振興公社の補助金を見つけ、申請代行をお願いするべく、アンカーマンさんにすぐご連絡させていただいた次第です。