志太泉酒造 様

ストーリー作りの難しい機械も短期間で納得の事業計画書に。 採択後の報告業務までお任せできるのがありがたい!
左 株式会社志太泉酒造 代表取締役 望月雄二郎 様
右 株式会社アンカーマン 統括マネージャー 渡邊拓也
株式会社志太泉酒造
代表取締役 望月 雄二郎 様
※2019年3月8日更新
志太泉酒造様よりアンカーマンへの依頼の経緯の概略
平成29年ものづくり補助金の二次公募が始まった8月頃に洗瓶機の不調が判明。メーカーの診断によるといつ動かなくなってもおかしくない状態だったため、急遽、補助金を活用した設備入れ替えを検討。ものづくり補助金は過去に1度採択経験があったが、今回申請しようとする洗瓶機は、どうストーリーを描いていいのかわからず、酒造業に特化したアンカーマンへの申請代行依頼を決意した。
うちの洗瓶機は約20年使っていたもので、実はもう少し使う予定でした。ところが去年の夏、ものづくり補助金の二次公募が始まった8月頃に不調があったので、メーカーに見てもらったんです。すると、直せばそのままうまく10年位は動くかもしれないし、ある日突然、完全に止まってしまう可能性もあるという診断でした。うちの蔵の特徴の一つとして、上槽後なるべく早いうちに瓶詰めしたいという想いがあります。洗瓶できないとボトリングができない上、タンク繰りの問題もあったので、これは洗瓶機を変えないと、経営上リスクがあると判断しました。それで、やるならものづくり補助金を活用したいなと急遽考え始めたんです。
私も一度、申請を通したことがあったので、ものづくり補助金があることは知っていました。前回採択されたサーマルタンクは比較的ストーリーを作りやすい機械でしたが、今回の洗瓶機は何をどう書いたらいいのか…具体的な事業計画の作成が難しいと感じました。
補助金関係の専門家の知り合いもいますし、ダイレクトメールもいただきますが、いくら優れているコンサルさんでも酒に関しては素人なので、改善にどう繋がるのか、かなり細かく説明する必要があると思いました。
アンカーマンさんは、日本酒業界に特化しているところがメリットとして大きいですね。酒造りのフローがわかっているから話が早い。日本酒や事業計画に関わるノウハウの蓄積もあるのではないか、という期待もありました。
まず、事業計画書の文章はとても説得力があるなと感じました。以前申請したサーマルタンクは、新製品を作るというストーリーにすれば、大体売上向上にも直結するので書きやすかったんです。それに比べて洗瓶機は、「よく洗える」とか、「滅菌したて」とか、そういうメリットしか浮かばなかったので、それだけで読む人を納得させるストーリーを作り、採択を勝ち取るのは、なかなか難しいと感じました。あと、実際に計画書を読む人って、多くは酒の専門家ではないんですよね。私自身が酒について書くと、「これは他の蔵でもやっている」「そんなことを書いてもしょうがない」と思うようなことも、どんどん書いた方が良いと分かりました。アンカーマンさんの事業計画書は、洗瓶効率の向上や、前後の作業工程の関連付けなど内容が分かりやすく深堀りされており、私には思いつかないことばかりでした。そこはやはり、プロという印象を受けましたね。

醸造機械は高額なので、購入するとなると、まとまった資金が必要です。だから、使えるものは積極的に使ってチャレンジしたほうがいい。初めから諦めてしまっている方が意外といるような気がします。面倒くさい、自分で事業計画書が書けない、専門家に依頼するとは報酬が高い…とか、色々と理由はあると思いますが、アンカーマンさんは、成功報酬型なので依頼しやすいと思いました。今後もこういった補助金情報があれば教えてほしいです。また、機会があればアンカーマンさんが主催している、酒蔵経営者勉強会も参加してみたいと思っているので、引き続きよろしくお願いいたします。
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