Q:補助金・助成金・給付金 違いはなんですか?
※2021年4月5日更新
A:制度の「目的」や「審査の有無」などに違いがあります。
例えば補助金の目的は新規事業・サービスの導入や、特定の政策を促進することです(「ものづくり補助金」「IT導入補助金」など)。
補助金は審査を経て採択された事業者や団体に交付されます。
助成金の目的は、主に雇用機会の拡大や雇用の維持、人材育成などです(「キャリアアップ助成金」「雇用調整助成金」など)。
申請の際に受給要件を満たしていれば、原則としてすべての企業や個人事業主が受給できます。
給付金の目的は広範囲ですが、主に経済対策として交付されます(特別定額給付金、持続化給付金、住居確保給付金など)。
こちらも申請時に受給要件を満たしていれば受給可能です。
なお補助金・助成金・給付金は「国や自治体から交付される返済不要のお金」という点で共通しています。
いずれも応募や申請ができる期間に限りがあるため、申請期間をうっかり見逃してしまわないよう、日頃からの情報収集が大切です。