Q:交付申請と交付決定の違いはなんですか?
※2021年4月10日更新
A:補助金を活用する際に注意すべきポイントのひとつに、交付申請と交付決定の違いがあります。
交付申請とは、応募申請書が採択された後に行う「補助金を受け取るための手続き」です。
正確には事業者が交付申請書や経費明細書を作成し、それを事務局に提出することを言います。
これに対し交付決定とは補助金申請書を事務局が審査し、その内容を認めることです。
交付決定を受けると補助事業開始となります。
なお交付決定を受けたからといって、必ずしもその金額通りの補助金を受け取れるとは限りません。
たとえば何らかの事情で補助事業の内容が変更されると、補助対象となる経費や金額も変わる可能性があります。
また領収書などの証拠書類が欠けている経費や補助対象期間の前や後に発生した経費などは、原則として補助の対象外です。
もちろん計画通りに事業が実施され、必要書類もすべて揃っている場合は交付決定と同じ金額を受け取ることができます。
補助金事業はできるだけ計画通りに行うよう注意しましょう。