天盃 様

チャレンジを加速させてくれる大きな転機!
「For You」精神で補助金のみならず、経営・販売・人材までのサポートに感謝

株式会社天盃

中:五代目 多田 匠 様
右:代表取締役 四代目 杜氏 多田 格 様

明治31年(1898年)創業の麦焼酎専門蔵元。常圧2回蒸留にこだわりをもち、そのこだわりは製造設備を独自設計するほど。近年では、料理との相性をゴールに造った「クラフトマン多田」をリリース。業界初の料理の味わい毎に選べる本格麦焼酎として、日本を超え、フランスの品評会でも高い評価を得る。

補助金申請のきっかけは何ですか?

正直、老朽化設備の問題は5年前くらい前から社長と話していました。しかし、「今はかろうじて動いているし……」「今の売り上げから資金を捻出するには……」といった事情でなかなか踏み切れずにいました。

私が2年前に蔵に戻ってきたこと、後回しにしていた設備が本当に限界を迎えたことが重なり、補助金申請を決意しました。

アンカーマンに依頼された理由をお聞かせください。

実は5~6年前にボイラーの更新で、ものづくり補助金を別のコンサルタントへ依頼し、採択されました。

しかし時が変わって、蔵に戻ってきた私に対し代表である父は「(蔵を継ぐあなたと)馬が合う方とか、長くお付き合いしたいと思う方にしなさい」と、それと同時に、「補助金は自分でやると大変だから、それはやめときなさい」とも言われていました。

いざ、補助金申請を決意したその時、学生時代にインターン生として働いたアンカーマンと、代表和田さんの顔が一番に浮かびました。

和田さんの精力的な仕事ぶり、人としても魅力を感じていたため、「まずは話を聞いてみよう」と連絡をしたところ、弊社担当としてコンサルタントの大木田さんと協議することとなりました。

アンカーマンに依頼したあとの率直な感想をお聞かせください。

「よかった!」の一言です。

「For You」の視点を向けてくださり、常に「私たちのために」動いていただきました。

事実、今回の補助金申請以外の部分も含めて、経営全体から小売、人材採用など様々なことを一緒に考えたり、私たちの会社が今後成長し、大きくなるためにはどうするべきだろうか、と真剣に考えていただきました。

正直これは1人では乗り越えられなかった、アンカーマンに依頼したからこそ、乗り越えられたことはありますか?

大きく2つあります。

1つ目は事業計画書です。

大木田さんから初稿をもらった時に感動しました。

蔵にいる当事者では「当たり前の事実」でしかなかったこと。それが「課題」だったのか!と。気づいてすらいなかった事実、それを課題として再認識したり、発見したりすることは至難の業だと感じました。

酒造業特化であり、様々な蔵元の事情に詳しいアンカーマンだからこそ、あの事業計画書が書けるのだなと。

どんなに頑張っても自分たちでは書くことができない事業計画書でした。

2つ目は、常に伴走くださったことです。

事業計画を作成することと補助金を採択に導くこと以外の部分でも、「活動内容とセットで、数値計画を具体的に、どのように実現するか」など、掘り下げた話までできることがとても助かりました。

特に財務的な面で補助事業を通じた未来を描くことに関しては、1人では絶対にやり切れなかったと思います。

細かいところまで、一緒になって取り組んでもらえたことがとても印象的でした。

「コンサルタント大木田が壁打ち相手として最適だ」と社長からおっしゃっていただきましたが、なぜそう思われたのでしょうか?

1人でずっと考えていたりすると、なかなか発想が湧いてこないこともあります。

そこで誰かに相談したいと思っても、経営や商売は誰にでも簡単に相談できる内容ではありません。

また、相談する上で相手が自社にとってどのような立ち位置かによっても助言は大きく変わってきます。

そんな中、大木田さんにご相談させていただくと、ニュートラルでフラットなお話ができました。

例えば、こういった経営の相談や設備投資の話を1つすると、頭が痛くなりそうな融資の提案や、財務の課題改善などになりがちですし、そういう話も避けては通れません。

しかし、そういう「わかってるけど頭が痛い話」ではなく、フェアな立場から、私たちのやりたいことだけを前提に、ブレーキを踏まなければいけないとことはしっかりとブレーキを踏んでくださる。

蔵元の状況や酒蔵ビジネスを深く理解している上に、私たちのことを真剣に考えていただいているのだなと感じました。

相談の中身も、一方的な提案ではなく、互いに対話することで理想に近づけてくださいました。

常にフラットな視点で対話できること、「酒蔵」というビジネスの特性(家族経営で、世代継承に重きがあること、業界特有の流通形態やしきたりなど)を深く理解頂いたうえで、壁打ちすることができることが大きかったですね。

たとえば、銀行マンだと金融の話になってしまうように、その方の分野に自然と誘導されがちなことも多いのですが、大木田さんは、いい意味で全くそれがないんです。

このような点が、壁打ち相手に最適と思う理由です。

申請が終わり、これから工事が行われますが、今回申請して採択されたリンサーと高架水槽が導入されることで、御社にどのような変化が起こりそうですか?

端的に、生産性とお酒の品質向上が見込めます。

私たちは日々、醸造や蒸留の際を詰めるブラシュアップをしています。

しかし、そもそもアルコール度数25度の焼酎といっても、75%が水でできているため、水質が品質に及ぼしている影響は甚大です。

新しい高架水槽の導入により、水源本来の水質を活かした軟水仕込みが可能になり、私たちが目指す味・香りをより追求することができるようになります。

そして、リンサーの入れ替えが実現すると、小瓶や異素材の洗瓶も可能になることで手作業での洗瓶をする必要がなくなります。また、高温洗浄が可能になることにより乾燥時間も短縮され、衛生面の改善、品質劣化の抑止も図れます。

今回の設備導入では、生産性の向上、品質劣化の抑止、衛生面の改善が実現しますし、お客様により高品質な商品、安心、安全をお届けすることに繋がります。

新たな設備の導入で、私たちが近い未来にチャレンジしようとしていることをさらに加速させてくれる、そんな大きな転機にもなるのではないかと思います。

アンカーマン全体に向けて、メッセージがあればぜひ教えてください。

私の場合は、ありがたいことに社長の和田さんから、アンカーマンとのお付き合いが始まりました。

今では社内の多くの方と関わらせていただいています。そんな中で感じるのが、どの方とお話しても、皆さん持っているスタンスが一緒だということです。

私たちに伝わりやすい言葉で、常に2歩3歩先のことを考えてお話をしてくださること、仕事が丁寧かつ、「For You」の精神で向き合ってくださる所を日々の細々としたやり取りの中で実感しています。

アンカーマンの皆様には大変感謝しています。

アンカーマンで補助金申請を検討している他の蔵元さんに向けて、メッセージをお願いします。

外部の方に、補助金申請や設備入れ替えのコンサルティングをお願いすると、補助金が採択されることがゴールになってしまうことがよくありました。

しかし、アンカーマンは「どのようにすればクライアントの発展につながるのか」「今後も長いお付き合いしていく中で、どの選択が今後のためになるのか」など、長いスパンで私たちのことを考え、まさに伴走者としてサポートしてくれます。

会社のパートナーとして、一緒に歩んでいける会社の数は多くないはずです。

そんな中でもアンカーマンは、私たちのパートナーだと自信を持って呼べる会社です。

ぜひ一度お話をきいて、未来の伴走者とお会いになってみてはいかがでしょうか、何か新しい発見があるかもしれません。

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