豊国酒造 様

事業計画書の作成を通じて、 自社の現状や今後の方向性を共有できました。
採択された事実より、
アンカーマンさんと一緒に仕事ができたのが一番良かったです。

豊国酒造合資会社

代表社員 矢内 賢征 様

1830年創業、1958年創立の福島県石川郡古殿町にある老舗日本酒蔵。創業約200年の歴史を踏襲した伝統的な日本酒に加え、2011年からは「伝統・格式+モダン」をコンセプトにした新ブランド「一歩己」を立ち上げるなど、「伝統×革新」を強みとした日本酒製造を行う。こだわりの原材料と製法を用いた商品は、国内外で高い評価を受ける。
【主な受賞歴】
「全国新酒鑑評会連続金賞受賞(2008年~2016年 2018年~2023年)」、「福島県鑑評会 県知事賞受賞(2021年~2023年)」、「オリエンタルサケアワード(香港) 2022年純米チャンピオン」、「東北清酒鑑評会金賞(2023年)」など

補助金申請のきっかけは何ですか?

今回は、アンカーマンさんのお力をお借りして、ものづくり補助金のグローバル市場開拓枠の採択により、冷蔵庫を導入することができました。

冷蔵庫を導入したいと思ったのは、数年前に将来の蔵の改修計画を立てたことがきっかけです。

蔵の改修にあたり、製造をストップする可能性がありました。その際、瓶貯蔵で約3万本の在庫をストックできる場所が必要だったのです。

そして、冷蔵庫を導入するにあたり、「どうせなら、何か新商品開発もできないかな…」「冷蔵庫導入を活用して、『熟成酒の開発』とかはどうだろう…」、などとも想いは巡り…。

他社の冷蔵庫の大きさとか金額を参考にして、おおよその予算は想定できたものの「では、その金額をどうしよう…自己資金か、銀行借入か、それとも補助金か」「できれば当然、補助金を使いたい!」

ということで、自身で補助金申請しようと思い、何回か申請書をざっくり書いてはみたものの、これがなかなかうまくいかない…

かつて、自分で申請して補助金を獲得したこともあるのですが、どうしても自分で書くと、過去に作った申請書とストーリーが似てきてしまうんですよね。

「今ある製造工程の改善にしかならない…今まで入れた設備と何が違うんだ?」というところの違いが出せずに…。そこで、もう完全に手詰まりになっちゃいました。

「どうしよう…やめようかな…」「やはり、自己資金でいくしかないか…」などと思い悩んでいたところ、アンカーマンさんのことを思い出し、少し話を聞いてみようと思ったのがきっかけです。

自力で複数回採択されていますよね。なぜアンカーマンに申請代行を依頼したのですか?

アンカーマンさんは、もともと代表の和田さんと何度かお会いしたこともあり、FAXも月に何回かいただいていて…「へえ、なんかおもしろいなぁ」「いつか、何かあったら頼るのはここだな」と、ずっと思っていて。他にもいろいろなコンサルさんがいる中では、アンカーマンさんだなというのは、なんとなくですが、自分の中ではありましたね。

実際には、もうお願いしようと思ってアンカーマンさんのお話を聞いたのですが、それでもお話しする前には多少なりとも心配がありました。

仮にアンカーマンさんに相談しても、自分も事業計画書に書くネタが尽きてしまったように、「冷蔵庫ですか…難しいですね」「過去に何回も採択にされているので奇抜な計画がないと…」と、アンカーマンさんの中でもネタがなくなってしまって、「やはりできない」となったらどうしようといったような心配です。

しかし、そんな私の心配は、すぐに取り越し苦労だということがわかりました。「全然いけますよ」と言っていただき、「それじゃあ、お願いしよう!」ということになったんです。

それと、アンカーマンさんにお願いしたもう1つの理由は、私としても、年々書くことに時間を割くのが、単純にしんどくなってきたということもあります。

父親が社長をやっているときでしたら、自分にも多少なりとも書くことに割ける時間もありました。時間だけでなく、書くのに必要な余力、体力的にも精神的にも。

しかし、一昨年代表になって、いろいろなことにチャレンジしたいと思っているときに、なかなか書くことに時間を割くこと、エネルギーを書くことに費やすことがしんどくなった。それだけ時間とエネルギーを費やして、もしそれで不採択にでもなろうものなら、もうやってられなくなるなと考えてしまったんです。

それらが、アンカーマンさんにご依頼するきっかけでした。

アンカーマンに依頼してみていかがでしたか?

アンカーマンさんに依頼してみて、良かった点が3つあります。

1つめは、アンカーマンさんと接点ができたことで、これから先、何かあっても相談できるパートナーができたこと。

2つめは、すごい楽だったなということ。

3つめは、アンカーマンさんのスタッフの人がみんないいということ。

順番に説明しますね。

単純にアンカーマンさんと仕事ができて本当によかったなと。補助金を採択されたということより、うちの蔵の事情や方向性を共有できて、何かあったときに助けてくれそうだなということを感じ、ここで接点を持てたということが私としては非常にありがたかったです。

それと、やはりなんと言っても、すごい楽だったなというのがあります。自分で書いた経験があったので、「こんなんでいいのか」みたいな感じでしたね。

ヒアリングに要した時間も思っていたよりも少なかったので、「これでどれだけ書けるんだろう」と思っていました。「あれ?私、何かしましたっけ?」というような感じで、気づいたら終わっていたというような。

本当に何かしたことといえば、「見積書取ってきて」「決算書送って」「履歴事項送って」など、一般事務みたいなことばかりだったような…。

仮に、自分で申請しようと思えば、必死な追い込み型の2週間が必要だなと思います。朝から夕方まで、7時間以上の作業を約2週間繰り返す…受験勉強とかテスト勉強の最後の追い込みみたいな…。

そんな補助金申請の作業の大変さを知っていたので、アンカーマンさんにお願いしたら、気づいたら提出されていたというのが本当に大きかったですね。難関大学に入るためのしんどい受験勉強を覚悟していたら、知らないうちに推薦で大学が決まっていたというような…。

それと他のコンサルと違って、酒造業界に特化してるというのも、「すごい楽」の要因ですね。酒造や蔵のこと、醸造設備のこととか、何も説明しないでいいというのは楽ですね。

この機械がほしい、冷蔵庫がほしいといえば、さまざまな可能性を広げてもらえるので、こちらは、ただ、「この機械がほしい」と子どものように言うだけでいい。1を10で応えてくれることほど、楽なことはありません。

最後に、アンカーマンさんのスタッフは、みんなすばらしい。お酒を好きな人、日本酒業界をちゃんと応援したいと思ってくれている人とする仕事は、やはり気持ちいいものですね。

「日本酒業界って何?まだそんななの?」といったような上から目線もなく、関係性をしっかり築けるというところが魅力だなと思いました。

今回、ものづくり補助金のグローバル市場開拓枠で採択できたのですが、そもそもこんな申請枠があることすら知らなかったんです。

補助額のスペックも上がるということで、ご提案いただいたのですが、「グローバル」という言葉を聞くだけで、「あ、もう絶対無理じゃん」って思って。

それでも、アンカーマンさんのスタッフの「ぶれない前向きさ」「いけますよ」みたいな感じに引っ張られ、こっちまで「いけちゃうのかな…よし、申請してみよう」と。

アンカーマンさんのスタッフも、一切不安なところを見せないし、常に伴走してくれたので、申請後も不安はありませんでした。

また、事業計画もおもしろいもので、書いてるときに風呂敷を広げたとしても、申請をすると自分のものになっていく、「やれるんじゃないか」というマインドに変わっていく、それもありがたかったですね。

まだ補助金を活用されたことがない酒類事業者さんへ向けたメッセージ

単純に補助金をもらえるというのは、すごくラッキーだなと思います。

500万円にしろ、1,000万円にしろ、売上でその利益を生み出そうと思ったら、すごい大変ですし。それが、補助金で国からもらえるというのは、ありがたいです。

それまで、「補助金1ページ書けば何十万だ」みたいに自分を奮い立たせて、必死で補助金の事業計画を書いていたのですが、補助金申請代行を活用すれば、何もせずに補助金が獲得できる、利益が入ってくるというのは、本当にすごいことだなと思うんですよね。

補助金のことで、他の蔵の方と話していると、「補助金って、所詮、自分で稼いだ金じゃないから…」みたいに、少し悪いイメージを持たれている方もいるかもしれない…。

しかし、おそらく酒蔵は、(補助金を活用してでも)まずは蔵の設備を改良して、利益をどんどん上げて、その利益でさらに設備をよりよいものにして、最終的な目的は、「お酒をおいしくすることで、人を幸せにできる」ということなんだと思うのです。

その目的を達成するために、やはり前段階で止まっていてはいけないんだなと。

ですから、皆さん、どんどん「頂けるものは頂く」「活用できるものは活用する」という精神で、「本来あるべきいいものを造る」「いい酒蔵をつくる」というところに専念すべきではないか、専念してほしいと思います。

私自身も、かつて、100万とか、200万とかのチラーを買うのにも、「え、どうしよう」みたいに悩んでいました。

今現在、当時の自分みたいに、100万、200万の機械1つ買うのにも、苦労されたり、悩まれたりしている方がたくさんいると思うので、アンカーマンさんには、そのような方をどんどんサポートしてもらって、日本全国つぶれる酒蔵がないように、蔵元の息子さんがみんなハッピーになれるようにしてもらいたいなと思っています。

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