Q:付加価値額ってなんですか?

※2021年4月10日更新

A:補助金の中には、応募要件として「付加価値額の○%増加」を求めるものがあります。

付加価値額とは一般に「企業の収益や生産性を算出する指標」のことですが、具体的な計算方法は業種や目的によってやや異なるため注意が必要です

ものづくり補助金の場合、付加価値額は「営業利益+人件費+減価償却費」で計算します。

そして3〜5年間にわたり「事業者全体の付加価値額を年率平均3%以上増加」させる事業計画が採択の要件となっています。

もちろん単純に売上(営業利益)を増加させただけでは、付加価値額を3年間で9%(もしくは4年間で12%、5年間で15%)以上も増加させることは困難です。

事業計画を達成するには、売上だけでなく人件費(給与・賞与・福利厚生費など)や事業投資を増やすことも不可欠といえるでしょう。

なお最終的に目標が達成されなかった場合は補助金の一部返還を求められることもあるため、現実的な計画を立てることも重要です。

引用元:「ものづくり補助金」が劇的進化!

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