発酵マイスターの資格とは?発酵食品の専門資格と取得方法を解説

「発酵マイスター」という資格をご存じでしょうか。

「発酵マイスター」とは、簡潔に言えば、「発酵」に関する専門知識を備えて、人に伝えられる「発酵の専門家」です。

微生物の働きにより、食材の元来の性質を人間にとって有益に変化させること(発酵)によってできた「発酵食品」には、醤油・味噌・酢などの調味料や、日本酒・焼酎・ビール・ウィスキーなどの酒類などさまざまな種類の食品があります。

発酵食品関連企業や酒類事業への就業をお考えであれば、「発酵」の専門家である「発酵マイスター」という資格取得に向けて学習することも必要な準備の1つです。

今回は、「発酵マイスター」とはどのような資格か、資格取得のメリットや、資格取得までのプロセスなどについてくわしく解説します。

目次

発酵マイスターとは?

発酵マイスターとは、どのような資格なのでしょうか。

ここでは、発酵マイスター資格の概要をご紹介します。

【発酵マイスターとは?】

  • 日本発酵文化協会が認定する唯一の公式資格
  • 発酵食品の専門家として認められる資格
  • 発酵の基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラム構成

日本発酵文化協会が認定する唯一の公式資格

「発酵マイスター」とは、一般社団法人日本発酵文化協会(以下、「日本発酵文化協会」という)が認定する唯一の公式資格です。

発酵マイスターの資格を取得することで、発酵食品の専門家としての認知度が高まり、業界での信頼性も向上します。

「発酵マイスター」の資格を取得するためには、日本発酵文化協会が指定するいくつかの講座を受講し、試験に合格しなければなりません。

日本発酵文化協会の講座には、「ベーシック講座発酵教室」「発酵マイスター養成講座」「発酵プロフェッショナル養成講座」などがあり、発酵マイスターの資格取得には、「ベーシック講座発酵教室」を受講後、「発酵マイスター養成講座」の受講が必要です。

発酵食品の専門家として認められる資格

「発酵マイスター」とは、発酵食品の専門家として認められる資格です。

発酵食品の製造や管理において、高い技術や知識を持つ専門家として、「発酵マイスター」は、発酵食品を製造する際、プロセスを管理し、品質を保つために必要なスキルを持っていることが要求されます。

発酵マイスターは、発酵食品の専門家として、微生物の働きを最大限に活用し、食品の風味や栄養価を高めるための知識を持ち、安全管理や衛生管理にも精通し、健康的な発酵食品を提供するための責任も課せられるのです。

発酵の基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラム構成

「発酵マイスター」の資格を取得するには、日本発酵文化協会が提供する「発酵マイスター養成講座」を受講し、認定試験を受けて合格し、日本発酵文化協会の認定を受けなければなりません。

「発酵マイスター養成講座」のプログラムは、発酵の基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラム構成となっています。

「発酵マイスター養成講座」は、「ベーシック講座発酵教室」だけでは学びきれない「発酵学」の魅力をより生活に密着した形で学ぶことができる講座です。

発酵マイスター取得のメリット

発酵マイスターを取得すれば、さまざまなメリットが得られます。

ここでは、発酵マイスター取得のメリットについて解説しましょう。

【発酵マイスター取得のメリット】

  • 日本の伝統的な発酵文化を正しく継承できる
  • 発酵食品関連企業や酒類事業への就職・転職に有利
  • 料理教室やセミナー講師として独立が可能
  • 商品開発やメニュー監修の仕事に携われる
  • 発酵食品専門家としての信頼性が得られる

日本の伝統的な発酵文化を正しく継承できる

発酵マイスターの資格を取得するメリットの中でも、特に重要なのは、日本の伝統的な発酵文化を正しく継承できるといったことです。

日本の発酵文化は長い歴史を持ち、その技術や知識は代々伝えられてきました。

発酵マイスターの資格取得を目指す過程で、発酵食品の製造や管理に関する高度な知識を体系的に学ぶことができるため、貴重な発酵文化を次世代に正しく伝えることができるのです。

発酵マイスターの資格は、日本の豊かな発酵文化を守り続けるために重要な役割を果たします。

発酵食品関連企業や酒類事業への就職・転職に有利

発酵マイスターの資格取得のメリットで特筆すべきものの1つが、発酵食品関連企業や酒類事業への就職や転職に有利になるといった点です。

発酵マイスターの資格は、発酵食品の製造や管理に関する高度な知識と技術を持っていることを証明できるので、発酵食品関連企業や酒類事業での採用選考において大きなアドバンテージとなるでしょう。

また、発酵マイスターの資格を持つことで、発酵食品業界内や酒類業界内での認知度が高まり、信頼性が向上することにより、転職活動やキャリアアップをスムーズに進めることも可能です。

発酵マイスターの資格を持つ人材を雇用することで、顧客や取引先に対して、専門的な知識を持つスタッフがいることをアピールでき、企業自身の信頼性も向上し、企業のブランドイメージ向上にも寄与します。

さらに、発酵マイスターの資格を通じて、同業者や専門家とのネットワーキングの機会が増え、最新の技術や情報を共有し、業界内での知識を深めることも可能です。

料理教室やセミナー講師として独立が可能

発酵マイスターの資格取得のメリットとして、キャリアアップも図れるといった点も押さえておきましょう。

発酵マイスターの資格を取得すれば、発酵に関する専門知識が習得でき、発酵食品業界や酒類業界内でのキャリアアップや信頼性の向上に寄与します。

これにより、新たなビジネスチャンスやネットワークを広げることも可能です。

発酵マイスターの資格を取得すれば、料理教室やセミナー講師として独立することも夢ではありません。

発酵マイスターの資格を取得すれば、将来の選択肢も広がるといったメリットがあります。

商品開発やメニュー監修の仕事に携われる

発酵マイスターの資格を取得すると、商品開発やメニュー監修といった専門的な仕事に携わることも期待できます。

発酵食品や酒類の新商品開発において、発酵マイスターとしての専門知識と技術を活かして、消費者ニーズに応じた新しい製品を開発する際に、微生物の働きや発酵プロセスを活用することで、独自性の高い製品を生み出すことも可能です。

また、レストランや飲食店で提供される発酵食品を使ったメニュー監修に携わることも期待でき、発酵食品の特性や味わいを最大限に引き出すための調理方法やレシピの提案、顧客に魅力的なメニューの提供なども行えるでしょう。

そのほかにも、発酵マイスターの資格を取得することで、発酵食品に関する品質管理や教育・講演活動、市場価値の向上に関連する業務など多岐にわたる分野で活躍できる可能性が広がります。

発酵食品専門家としての信頼性が得られる

発酵マイスターの資格取得メリットとして、発酵食品専門家としての信頼性が得られるといったことも考えられます。

顧客や取引先などに対して、説得力のある説明ができたり、専門家として信頼を得ることにより、ビジネスパートナーや顧客との関係を強化できたりと就業先の企業に貢献できるでしょう。

発酵マイスターの資格取得により、専門家としての信頼が得られれば、自身のキャリアアップにもつながり、さまざまなことにチャレンジできる機会も増えていきます。

発酵マイスターを目指す人に必要な知識と準備

発酵マイスターを取得するためには、どのような知識や準備が必要なのでしょうか。

ここでは、発酵マイスターを目指す人に必要な知識と準備について解説します。

【発酵マイスターを目指す人に必要な知識と準備】

  • 発酵の基礎理論と微生物の働きを理解している
  • 伝統的な日本の発酵食品の製法に精通している
  • 発酵食品の保存方法と活用法を習得している
  • 発酵食品の健康効果と栄養価を説明できる
  • 発酵食品の商品開発や料理への応用力がある

発酵の基礎理論と微生物の働きを理解している

発酵マイスターを取得するためには、「発酵の基礎理論と微生物の働き」を理解していることが必要です。

発酵の基礎理論には、「発酵とは何か」「発酵の種類」「発酵の条件」などがあります。

微生物の働きに関しては、「酵母」「乳酸菌」「酢酸菌」「麹菌」などの違いを理解する必要があるでしょう。

発酵の基礎理論と微生物の働きを深く理解することにより、発酵食品の製造プロセスを適切に管理し、高品質な製品を提供することができるようになります。

伝統的な日本の発酵食品の製法に精通している

発酵マイスターの資格を取得するためには、伝統的な日本の発酵食品の製法に精通している必要があります。

日本の伝統的な発酵食品には、「味噌」「醤油」「麹」「甘酒」などがあり、製造するための技術や知識を深く理解することが必要です。

微生物の管理や、温度と湿度の管理、発酵プロセスの監視、品質管理など、発酵食品を製造するために大切なことを習得するための準備が必要となってきます。

発酵食品の保存方法と活用法を習得している

発酵マイスターの資格を取得する上で、発酵食品の保存方法と活用法について習得することも必要になってきます。

発酵食品の保存方法に関しては、温度や湿度、酸素の管理が重要になってくることを押さえておきましょう。

発酵食品の活用法としては、発酵食品を使った料理のレシピや調理法の習得、健康効果を生かした食事の提案などです。

発酵食品の健康効果と栄養価を説明できる

発酵マイスターの資格を取得するためには、発酵食品の健康効果と栄養価についてくわしく説明できるようにしておくといった準備も必要です。

発酵食品の健康効果に関しては、「腸内環境の改善」「免疫力の向上」「栄養吸収の促進」「抗酸化作用」「血糖値の調整」などが挙げられます。

また、発酵食品の栄養価についても、「ビタミン」「ミネラル」「アミノ酸」「消化酵素」などの理解が必須です。

発酵マイスターとして、発酵食品の健康効果と栄養価について理解しておけば、発酵食品を日常の食生活に取り入れることで、健康を維持し、病気の予防に役立つ重要な食品であるという発酵食品の価値を広めることができます。

発酵食品の商品開発や料理への応用力がある

発酵マイスターを目指す人に必要な能力として、発酵食品の商品開発や料理への応用力が挙げられます。

商品開発への応用力とは、発酵食品の特性や微生物の働きを理解し、消費者ニーズに応じた新しい製品を開発する際に、たとえば、新しい種類の発酵飲料や発酵調味料の開発など、創造的なアイデアを生み出す能力のことです。

また、発酵プロセスや微生物の管理に関する高度な知識により、製品の品質と安全性を高め、高品質な発酵食品を市場に提供することなども含まれます。

さらに、発酵食品業界の最新トレンドや技術革新に精通し、市場ニーズに合った製品を迅速に開発できるといった能力なども必要です。

他方、料理への応用力とは、多様なレシピの開発や栄養価の向上、食文化の普及などが考えられます。

発酵食品の商品開発や料理への応用力といったスキルは、新しい製品の開発や多様なレシピの提案に役立ち、消費者に健康的でおいしい発酵食品を提供するための重要な要素となりうるので、発酵マイスターとしては身につけておきたい能力です。

発酵マイスター取得までの受講ステップ

発酵マイスターを取得するには、いくつかのプロセスが必要です。

ここでは、発酵マイスター取得までの受講ステップについて解説します。

【発酵マイスター取得までの受講ステップ】

  • ベーシック4講座(麹・醤油・甘酒・味噌)の受講が必須
  • 発酵マイスター養成講座で全8回の講義を受講
  • 課題提出と修了試験に合格で資格取得
  • 会場受講とオンライン受講から選択可能
  • 資格取得は受講開始から12ヶ月以内が期限

ベーシック4講座(麹・醤油・甘酒・味噌)の受講が必須

発酵マイスターを取得するためのファーストステップとして、発酵教室の「ベーシック講座」の受講が必須です。

「ベーシック講座」は、日本古来の発酵食品でも代表的な「麹」「醤油」「甘酒」「味噌」の4科目となっています。

発酵マイスターの資格を取得するためには、日本発酵文化協会が指定する「発酵マイスター養成講座」を受講し、認定試験に合格しなければならないのですが、「発酵マイスター養成講座」を受講するための必須基本科目として、「ベーシック講座」が位置づけられているのです。

発酵マイスター養成講座で全8回の講義を受講

発酵マイスターを取得するためのセカンドステップとして、「発酵マイスター養成講座」の受講が必要とされています。

「発酵マイスター養成講座」は、全8回の講義が開講され、最低でも6回以上の出席が必須です。

ちなみに、3回以上欠席すると、修了試験の受験ができなくなるので注意しましょう。

全8回の講義が4日間で実施され、講義時間は各回120分、講義の合間に、料理を科学する能力を養成するための60分間の発酵食品の実食があります。

講義内容は、発酵概論(全1回)、発酵食品概論(全2回)、日本の発酵食品(全5回)です。

課題提出と修了試験に合格で資格取得

「発酵マイスター養成講座」を受講した約1ヶ月後に、課題提出と修了試験があり、合格すると「発酵マイスター」の資格が取得できます。

課題は、発酵に関するレポートなどです。

修了試験は、オンラインまたは指定の会場で行う筆記試験で、制限時間は2時間となっています。

仮に修了試験が不合格となっても、一定期間内であれば 2回までの再受験が可能です。

会場受講とオンライン受講から選択可能

「ベーシック講座」は、オンラインと指定会場での教室受講から選択でき、オンラインでは7日間限定のアーカイブ視聴もできます。

「発酵マイスター養成講座」についても、オンラインまたは指定会場での教室受講、どちらかを選択することができます。

なお、発酵マイスター養成講座をオンラインで受講した場合には、認定試験もオンラインで行うことが可能です。

オンライン講座は、Zoomアプリ機能を使用して開催され、自宅など好きな場所で受講可能です。なお、オンライン受講の場合には発酵食品の実食はありません。

資格取得は受講開始から12ヶ月以内が期限

資格取得は受講開始から12ヶ月以内が期限とされています。

既定の試験日に試験が受けられなかった場合、最終受講日より12ヶ月を過ぎますと受験資格がなくなりますので注意が必要です。

なお、認定試験不合格の場合の再試験(2回まで)の期限は、最終受講日から24ヶ月となっており、期限を過ぎると再試験の受験資格がなくなりますので注意しましょう。

発酵マイスター取得にかかる費用

発酵マイスター取得にかかる費用は、以下のとおりです。

講座費用
ベーシック講座1科目につき6,600円(税込み)4科目合計26,400円(税込み)
発酵マイスター養成講座(認定試験含む)17万6,000円(税込み)

発酵マイスターを取得するには、トータルで、202,400円(税込み)の費用がかかります。

発酵マイスターのよくある質問

発酵マイスターの資格取得に関して、プロセスや勉強方法、費用などの他にも気になることがあるのではないでしょうか。

ここでは、発酵マイスターのよくある質問をご紹介させていただきます。

【発酵マイスターのよくある質問】

  • 独学での資格取得は可能ですか?
  • 資格に有効期限はありますか?
  • 発酵マイスターの合格率はどのくらいですか?
  • 仕事をしながらどのくらいの期間で取得できますか?
  • 発酵の知識がない初心者でも取得できますか?
  • 類似した資格はありますか?

独学での資格取得は可能ですか?

発酵マイスターの資格は、独学では取得できません。

発酵マイスターの資格を取得するためには、日本発酵文化協会が指定する「発酵マイスター養成講座」を受講し、認定試験に合格しなければならないからです。

資格取得に関しては、「費用を抑えるため」「マイペースで学習したいため」などの理由で独学で資格取得を目指す方もいらっしゃいます。

発酵マイスターの資格は、指定の講座を受講することが資格取得条件になっているため、一定の費用はかかりますが、マイペース学習を望むのであれば、オンライン講座を選択して自宅で学習したり、自身で講座の日程を選択することも可能です。

資格に有効期限はありますか?

発酵マイスター資格の有効期限は、「1年」です。

発酵マイスターは、日本発酵文化協会に対して、毎年年会費(税込み11,000円)を支払い、資格を更新することが可能ですが、年会費を支払わなかったり、更新を望まなかったりする場合には、資格を喪失します。

ちなみに、「期限」として、資格取得のための「養成講座」受講後、最終受講日より12ヶ月以内に認定試験を受けなければならないといったことも押さえておきましょう。

発酵マイスターの合格率はどのくらいですか?

発酵マイスターの合格率に関しては、一切公表されていません。

実際に受講された方のお声を、一部ご紹介させていただきます。

「試験は、発酵に関するレポート提出と2時間バッチリあり、しかも筆記問題で長文ありと、高校生のテストのようでした!」

「やっと合格!前回は落ちました!」

「過去問なし!問題集なし!」

「ちゃんと勉強しないと受からない試験!」

合格率は不明ですが、合格するための準備は必要そうな試験です。

仕事をしながらどのくらいの期間で取得できますか?

発酵マイスターを1から目指すのであれば、「ベーシック4講座(麹・醤油・甘酒・味噌)」および「発酵マイスター養成講座(全8回)」を受講し、課題提出と認定試験に合格する必要があります。

「ベーシック4講座(麹・醤油・甘酒・味噌)」は2日間、「発酵マイスター養成講座(全8回)」は4日間、認定試験は1日で完了しますので、日程が合えば最短で数ヶ月で取得が可能です。

たとえば、2024年12月から2025年3月までのいずれかの日程で「ベーシック4講座(麹・醤油・甘酒・味噌)」を受講し、2025年3月から2025年6月までのいずれかの日程で「発酵マイスター養成講座(全8回)」を受講し、2025年4月~8月のいずれかの日程で認定試験を受験するといったスケジュールになります。

ちなみに、認定試験が不合格の場合には、2回までであれば再試験の受験が可能です。最終受講日から24ヶ月を経過すると、再試験の受験資格がなくなります。

発酵の知識がない初心者でも取得できますか?

発酵マイスターの資格に関しては、仮に発酵の知識がまったくない初心者だったとしても、取得することができるでしょう。

発酵に関する基礎知識に関して、「ベーシック4講座(麹・醤油・甘酒・味噌)」や「発酵マイスター養成講座」で体系的に学習することができるからです。

会場またはオンラインで行われる講座をテキストを読みながら受講すれば、認定試験に合格することができ、仮に認定試験に不合格だったとしても、一定期間内であれば 2回までの再受験が可能となっています。

類似した資格はありますか?

「発酵マイスター」と類似した資格には以下のようなものがあります。

類似した資格概要
発酵プロフェッショナル日本発酵文化協会の認定資格で、発酵マイスターの上位資格。
発酵検定日本発酵文化協会の認定資格で、発酵の基礎に関する資格。合格者は「発酵文化人」と認定。
発酵食品ソムリエNPO法人発酵文化推進機構の認定資格。
発酵食品マイスター日本安全食料料理協会の認定資格。

発酵に関連する資格には、「発酵マイスター」も含めていくつかありますので、自身に適した資格を選ぶことが大切です。

発酵マイスターのまとめ 

ここまで、日本酒の造りに関連する資格として、「発酵マイスター」とはどのような資格か、資格取得のメリットや、資格取得までのプロセスなどをご紹介させていただきました。

「発酵」の知識や技術を身につける術として、「発酵マイスター」の資格を取得することは、発酵食品関連企業や酒類事業への就業を図る上で、有利に働く選択肢の1つでしょう。

自身が描く発酵食品関連企業や酒類事業におけるキャリアプランを実現させるためには、自身に適した就業先を見つけることが重要です。

そのためには、発酵食品関連企業や酒類事業に特化した人材紹介サポートを活用することをおすすめします。

アンカーマンでは、酒類事業に特化した人材紹介サポート「酒蔵エージェント」サービスを提供しています。

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