頒布会で売上アップ!メリットやサブスク・定期購入との違い

今、世の中では「サブスク」がブームです。

ビジネスでも個々の生活でも、バラエティに富んだ「サブスク」があり、世代に関係なく、皆さん、あたりまえのように利用していますよね。

お酒の業界にも、サブスクに似たような制度で「頒布会」というものがあります。

両者は、定額制という部分で、似てはいるのですが、厳密には違うサービスです。

しかし、なぜこれほど、「サブスク」がウケているのでしょうか。

「サブスク」を研究することで、酒造業でも酒販業でも、「頒布会」を活用して売上アップができないものか、深掘りしていきましょう。

今回は、「頒布会」を有効活用するために、サブスクはなぜこんなにウケているのか、「頒布会」とサブスク・定期購入との違い、「頒布会」のメリットなどを解説します。

サブスクはなぜブーム?

まず、「サブスク」について理解を深めましょう。

ここでは、サブスクとは何か、どんなサブスクがあるのか、なぜブームになっているのかなどについて解説します。

サブスクってなに?

サブスクとは、「サブスクリプション(subscripttion)」の略で、「予約購読」「定期購読」「会費」などという意味。モノやサービスを買い取るのではなく、期間内の利用に応じて、月額課金・定額制料金を支払う契約方式のサービスです。

IT系やメディア系がいち早くサービスをはじめて、今では、企業規模や業種に関係なくサブスクブームになっています。

どんなサブスクがあるの?

サブスクには、さまざまなバリエーションがあります。

多くの人が利用している動画・音楽配信をはじめ、住居やカーシェア、バッグ・時計・洋服などのファッション関連商品や家具などのレンタル、エステ・スポーツクラブ・美容室など美容健康関連施設の利用、肉・魚・野菜・米・パン・スイーツ・弁当・惣菜など食品関連の宅配やレストランの定期利用などなど。

サブスクはなぜウケる?

サブスクはブームになるほど、なぜこれだけウケているのでしょうか。それは、サブスクに次のようなメリットがあるからです。

【サブスクのメリット】

  • コスパがいい
  • 定額制なので計画的に利用できる
  • 気軽にはじめられ、いつでも解約できる
  • 初期コストがかからない
  • 新しいモノやサービスをお試しできる

サブスクは定額制のため、使えば使うほどコスパがよくなります。また、従量制(使った分だけ課金される制度)とは異なり、ユーザーが計画的に利用できる点もウケている理由の1つでしょう。

サブスクは、インターネットでの申込・解約がいつでもできるので、気軽にはじめられて、必要なくなったらやめられるといった自由度が高いところや初期費用がかからないところなども魅力です。

お試し期間などがあるサービスも多いため、新しいモノやサービスをお試しできるメリットもあります。

サブスクの注意点

使う側にとってメリットが多く人気のサブスクですが、注意しなければならないデメリットもあります。

まったく使用していなくても、定額制なので料金が発生する点や、解除した後はサービスが使えなくなったり、モノが手元に残らなかったりする点、動画や音楽配信の場合など、興味のないコンテンツも含まれている点など、充分納得した上でサブスクを利用する必要があるでしょう。

頒布会とサブスク・定期購入との違い

定額制でいつでもやめられるという点で「頒布会」や「サブスク」「定期購入」などは類似しています。

しかし、違う点もいくつかあるので、ここでは、それぞれのサービスの違いなどをご紹介していきましょう。

頒布会とサブスクとの違い

「頒布会」と「サブスク」との違いは、モノやサービスを買い取るか買い取らないかの違いです。

「サブスク」が、モノやサービスを買い取らず、期間内の利用に応じて、月額課金・定額制料金を支払う契約方式のサービスであるのに対して、「頒布会」は、定期的に毎回違う商品を、契約している会員へ届ける販売形式であり、利用者がモノやサービスを買い取ることを目的としています。

「頒布会」と「サブスク」は、似ているようで厳密には違うのですね!

頒布会と定期購入との違い

「頒布会」と「定期購入」は、どちらも商品の販売手法であり、月額課金・定額制という点では似通っていますが、両者の違いは、毎回違う商品が届くか、同じ商品が届くかの違いです。

「定期購入」は、ユーザー自身が選択した毎回同じ商品が届くのに対して、「頒布会」は、事業者側が選んだ毎回違う商品が届きます。

ユーザー自身が選択した毎回同じ商品が届く「定期購入」の事例としては、トイレットペーパーやオムツなどの衛生用品、水や米などの食料品などの日常生活で使う消耗品や日用品などが多いようです。

対して、事業者側が選んだ毎回違う商品が届く「頒布会」の事例としては、嗜好性の高い商品で、お酒やスイーツ、地域の特産品などの食品が対象となることが多くなります。

頒布会のメリット

「頒布会」には、事業者、ユーザー双方に次のようなメリットがあります。

【頒布会のメリット】

ユーザー側のメリット・定期的な楽しみができる
・新商品に出会える
・事業者おすすめの商品が試せる
事業者側のメリット・安定した売上が見込める
・顧客が囲い込める
・在庫ロスが減る
・販路拡大・売上アップが期待できる

たとえば、「お酒の頒布会」の場合、ユーザー側のメリットとしては、毎回、酒蔵や酒販店のお酒のプロが厳選したおすすめのお酒が届いて味わえることです。

酒造業や酒販業の事業者側にとっても、リピーター客を確保し、売上を安定させられるだけでなく、商品の組み合わせによっては在庫ロスも削減できます。

さらに、「頒布会」を新規にはじめることで、事業の多角化を図り、新規販路の拡大や売上アップも期待できるでしょう。利益率の高い商品を組み合わせることで利益アップも可能です。

まとめ

ここまで、サブスクのブームの理由、頒布会とサブスク・定期購入との違い、頒布会のメリットなどをご紹介させていただきました。

サブスクがなぜウケているのか、「頒布会」にどう活かせるのか、「頒布会」が消費者にウケるメリットなどについて、ご理解いただけたでしょうか。

「頒布会」はまだという事業者の方も、既に行っている事業者の方も、今回の記事を参考に、サブスクのいいところを取り入れて、さらに他社が行っている「頒布会」の事例などを参考にして、自身の蔵や店に適した「頒布会」を行って売上アップを図りたいと思うのではいでしょうか。

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